バカラ|オンラインカジノで見るゲーム進行と配当&ハウスエッジ
前回の記事「バカラ|基本的なルール解説! 初心者でもすぐにプレイできる!」では、カードゲームとしてのバカラのルールや、ギャンブルのバカラでよく用いられる基本用語をご紹介しました。これを踏まえ本記事では、実際の(ギャンブルとしての)バカラはどのように進行していくのかを見ていきます。 今回もビットカジノを利用します。
バカラテーブルとベッドエリア
上の画像はビットカジノで配信されているライブバカラ(ライブゲームタイプのバカラ)です。ネット越しに本物のディーラーの動きが見えるので、完全にデジタルなゲームより臨場感があって気分が盛り上がります。
前回の記事(バカラ|基本的なルール解説! 初心者でもすぐにプレイできる!)でご説明したとおり、ギャンブルのバカラでは、実際にお金を賭けるお客さん(プレイヤー)はカードを触りません。架空の胴元役「BANKER(バンカー)」とお客さん役「PLAYER(プレイヤー)」が対戦している……という設定で、ディーラーがカードを配ったりめくったりします。この赤ドレスのお姉さんディーラーとあなたが戦うわけではありません。
あなたは(架空の)「BANKER」「PLAYER」のどちらが勝つか(あるいは引き分けるか)を予想し、賭けるだけです。
こちらは完全デジタルのバカラのゲーム画面です。もしこれが本物のバカラテーブルなら、画面上側にディーラー、下側に賭けをするあなたが座っていることになります。水色のラインで囲んだ部分に「プレイヤー」「タイ」「バンカー」という3つの円がありますね。これがベットエリアで、画面下側に並んでいるカジノチップを円の中に移動させることでベッティングが完了します。
繰り返しますが、画面上の「プレイヤー」「バンカー」というのは賭けの対象であって、あなた(=プレイヤー)のことではありません。ディーラーが「PLAYER」VS「BANKER」を再現するので、あなたは勝つと思う方にチップを置いて賭けてください。
バカラにおけるベットの種類
前回の記事では「PLAYER(プレイヤー)」(お客さん役)と「BANKER(バンカー)」(胴元役)のどちらが勝つかを予想すると説明しましたが、実際には引き分けることもあるので、バカラで賭ける対象は3つです。
バカラのベット対象
- ・「PLAYER」の勝ち
- ・「BANKER」の勝ち
- ・「TIE」(引き分け)
カジノやバカラの種類によっては「ペア」が設定されていることもあります。「ペア」の成立条件は、最初に配られる2枚の手札が同じ数字(同じピクチャー)であることです。「A・A」「2・2」……「Q・Q」「K・K」の13パターンが考えられます。
ペアベットがあるゲームでは、カード勝負に負けていてもペアが成立した時点で11倍の配当が貰えます。
「PLAYER」or「BANKER」の勝ちに賭ける
「PLAYER」の勝ちに賭ける場合は、左側の「プレイヤー」という円の上にチップを置きます。
「PLAYER」に賭けて勝った場合の配当は2倍です。100ドル賭けていれば、200ドル返ってきて、純利益は100ドルになります。
逆に「BANKER」の勝ちに賭ける場合は、右側の「バンカー」という円の上にチップを置きます。
「BANKER」に賭けて勝った場合はハウスコミッション分が引かれるので「PLAYER」より少し配当が下がります。ハウスコミッションが5%なら、配当は1.95倍。100ドル賭けていれば、195ドル返ってきて、純利益は95ドルになります。そしてカジノの取り分が5ドルです。
ちなみに上のスクリーンショットでは、「プレイヤー」の手札が「Q、K、J」で合計「0」、「バンカー」の手札が「J、Q、2」で合計「2」です。「0」vs「2」でバンカーの勝ちです。弱い数字同士の勝負になりました。この結果画面から、両者ともに最初の2枚がピクチャー(絵札)だったのでどちらもヒットして合計3枚になったことが読み取れますね。
「TIE」に賭ける
バカラの勝敗は手札の合計の1の位(下1桁)の数字だけで決まります。0~9の10種類しかないので、確率はやや低いですが引き分けになることもままあります。引き分けに賭けたい場合は「TIE」という小さい円にチップを置きましょう。TIEに賭けることを「タイベット」ともいいます。
「TIE」になる確率は低いので、タイベットを当てた場合の配当は8倍です。100ドル賭けていれば、800ドル返ってきて、純利益は700ドルになります。
配当8倍というのは一見魅力的に感じますよね。しかし確率や期待値の観点から見ると間違いなく損をする賭け方です。というのも、「PLAYER」と「BANKER」の勝率はそれぞれ約45%程度ありますが、「TIE」になる確率は約9.5%程度しかありません。
しかも「ブラックジャック」と同じく、引き分け時に賭け金を没収されることはありません。このルールも考慮すると、バカラで儲けを出したいなら「BANKER」か「PLAYER」のどちらかに賭け続けるのが最良の道だとわかります。
もちろん「配当8倍というビッグな夢に賭けるぜ!」という考え方もありです。恋だけでなくカジノも、スリル・ショック・サスペンスだと思いますよ!
バカラの具体的な確率(勝率)や期待値の考え方については、下記の記事で解説していますので参考にしてください。
こうして参加者全員がベッティングし終えたら、ディーラーが「PLAYER」と「BANKER」にそれぞれ2枚ずつカードを配ります。あとは(カードゲーム「バカラ」のルールに則って、カードをオープンしたり、ヒット/スタンドしたりして最終的なハンド(合計の1の位の数字)を確定させます。
「BANKER」にはコミッションが設定されている!
前回の記事や本記事の上部でも説明しましたが、「BANKER」に賭けて勝った場合にはコミッション(ハウスエッジ)が徴収されるというルールがあります。「バカラ」の場合5%が主流です。
上の画像の場合「BANKER」に200mBTCを賭けて勝ったので、コミッション5%を引いて配当が1.95倍になり、390mBTCが戻ってきています。純利益は195mBTCです。
さて、なぜ「BANKER」で勝った場合だけ、コミッションが徴収されるのでしょうか?
「BANKER」と「PLAYER」の勝率はどちらも約45%程度だと書きましたが、厳密には「BANKER」の方が約5%程度有利なのです。わずかな差とはいえ、バカラのようなシンプルなゲームでは無視できない数字です。コミッションとして5%徴収されるのは、勝率の差を埋めるためでもあります。
なによりコミッションを徴収しなければ、カジノの利益が0になってしまいます。バカラにおいてカジノ客から目に見える形で徴収されるのは「BANKER」のコミッションだけですが、「バカラ参加者の中でBANKERに賭けて勝った人」から徴収しているので、長い目で見ると参加者全員から少しずつ「カジノのショバ代」を徴収している形になります。
バカラには必須チャートがある! ただし勝敗との関係は…?
数字上「BANKER」「PLAYER」(そして「TIE」)になる確率がはっきりとわかっているからこそ、わずかに有利な「BANKER」だけにコミッションを設定するというルールになりました。BANKERとPLAYERの勝率の差の一覧、BANKERのチャートとPLAYERのチャートはカジノが独占している秘密というわけではありません。計算すれば誰でも求められます。
もったいぶらずに教えてよ! と思われた画面の前のあなた。少しだけ待ってください。もちろんお教えしますが、その前に知っていただきたいことがあります。
バカラには必須チャートがあるのは確かですが、その必須チャートを理解しているからといって、ギャンブルの「バカラ」に勝てるようになるわけではないんです。
どういうことかというと、カードゲームの「バカラ」において「BANKER」「PLAYER」それぞれが勝つ確率は計算して求められます。しかしギャンブルの「バカラ」の参加者(あなたも含むすべてのお客さん)ができるのは、「ベッティング」と「ヒット/スタンドの選択」だけです。ディーラーもカードを配ることしかできません。
カードゲームのバカラには人が干渉する余地がないので、チャートを知っていようがいまいが、結果が出るまでじっと見ているしかありません。ちなみにバカラのように勝負事の結果に参加者が関与できないギャンブルを「賭事(とじ)」といいます。競馬や宝くじ、ルーレット、大小(シックボー)も賭事です。
これこそが「バカラはテーブルゲームの中で最も簡単」といわれる理由なのです。
次回はいよいよ、バカラの必須チャートを見ていきたいと思います。どうぞお楽しみに!
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