バカラ|基本的なルール解説! 初心者でもすぐにプレイできる!
「バカラ」はカジノのテーブルゲームの中でも特に人気が高いゲームです。ルールが非常にシンプルなのでカジノ初心者でもプレイしやすく、運要素の大きさがスリルを求める生粋のギャンブラーたちを熱狂させます。大王製紙元会長の井川意高氏が106億円もの借金を拵えたのは、バカラにつぎ込むためでした。
バカラには大きくわけて2種類のテーブルがあります。「バカラ」と「ミニバカラ」です。 どちらも基本となるルールは同じで、一般的には2種をまとめて「バカラ」と呼びます。
ちなみにビットカジノで遊べるバカラには、 「バカラ」「ミニバカラ」の他に「ライブバカラ」「ハイリミットバカラ」「ローリミットバカラ」「スクイーズバカラ」(ハイローラー向け、カードを少しずつ捲るタイプ)などがあります。
本記事ではミニバカラを中心に、本家バカラと共通の基本的なルールと用語を解説します。本家バカラの詳細は次の記事「バカラ|オンラインカジノで見るゲーム進行と配当&ハウスエッジ」をご覧ください。
バカラの基本:プレイヤーは賭けるだけ
トランプゲームとしての「バカラ」は、配られた手札(2枚、または3枚)を合計し、1の位が(9を超えない範囲で)「9」により近い人が勝ちというゲームです。「ブラックジャック」や「おいちょかぶ」にルールが似ていますね。特に中国人に人気が高く、マカオのカジノでは中国人(と韓国人)がバカラテーブルを囲んでワイワイ楽しんでいるのをよく見かけます。
ギャンブルとしての「バカラ」では、対戦する2人のどちらが勝つか(あるいは引き分けるか)を予想して賭けます。
他のカードゲームとバカラには大きな違いがあります。 バカラでは、賭けに参加する人はカード操作を一切しない(カード勝負をしない)ということです。 「ディーラー」VS「あなた」、「他のプレイヤー」VS「あなた」という勝負ではないのです。
それでは誰がカード勝負をするのでしょうか。そしてどのようにギャンブルの勝敗を決めるのでしょうか。
バンカーVSプレイヤー、どちらが勝つかを予想して賭ける
ギャンブルのバカラでは、カード勝負を担う人と賭ける人が明確にわかれています。カード勝負をするのはカジノスタッフ2人で、カジノ客はスタッフ2人のどちらが勝つか(あるいは引き分けるか)を予想して賭け、バカラ勝負を観戦します。
カード勝負を担当するスタッフ2人のことを役割名で「BANKER(バンカー)」「PLAYER(プレイヤー)」と呼びます。スタッフが架空の「胴元」と「お客さん」を演じるということで、役名の「PLAYER」は賭けをするあなたのことではありません。
以下、ギャンブルをするあなた(カジノ客)と区別するため、カード勝負スタッフのことは「BANKER」「PLAYER」と英語で表記します。
ディーラーは「BANKER」と「PLAYER」にカードを2枚ずつ配ります。2人はカードを合計し、1の位が「9」に近い方が勝ちます(引き分けの場合はもう1枚配って勝負続行です)。このルールからわかる通り、「BANKER」と「PLAYER」の実力はほぼ同じになります。勝率も両者ともに約50%程度でおおむね等しくなると考えて差し支えありません。
コインの表裏に賭けるのと同じくらいシンプルに勝敗が決まるのが、バカラの人気の秘訣です。
これだけ知ってればOK! バカラの基本ルールと基礎用語
バカラにおいてカジノ客にできることは賭けることとディーラーに指示を出すことだけです。カード操作はすべてカジノスタッフにお任せなので、極論をいってしまえば、カードゲームとしてのバカラについての知識がまったくなくても賭けられますし、大金を手にする可能性もあります。
とはいっても最低限のルールと用語を知っていないと、せっかく賭けても何がなんだかわからないまま終わってしまうということになりかねません。これだけは知っておきたい「基本のキ」を見ていきましょう。
カードの数え方
バカラはトランプゲームの一種です。カードの数え方は「ブラックジャック」とよく似ています。ゲームに用いるカードは、ジョーカーを除いた52枚です。
カードの数え方
- ・「A」(エース)=「1」
- ・数字札(2~9)=「2」~「9」
- ・「10」=「0」
- ・絵札(「J」「Q」「K」)=「0」
カードゲームのバカラの勝敗は、手札の合計の「1の位」だけで決まるので、「10」および10以上の絵札(J、Q、K)を「0」と見なします。10以上の絵札をそれぞれ1、2、3とは見なさないことに注意してください。ちなみに絵札は「ピクチャー」と呼ばれます。(※スペードの「A」などはデザイン性が高くてもピクチャーではありません)
最も強い数字(手札の合計、ハンドともいう)は「9」で、最も弱い数字は「0」です。トランプの柄(スート)の違いは考慮されません。
バカラ用語
次に、賭けるときに必要な用語や、よく使われる用語をご紹介します。
ヒット(HIT)
カードを引くことです。
バカラのカード勝負において「PLAYER」は、賭ける人(あなた)の代理人です。「PLAYER」の手札は賭けているあなたに開示されます。最初に配られる手札の合計が「9」から遠い場合、「HIT(ヒット)」を命じれば手札をもう1枚追加できます。
スタンド、ステイ(Stand, Stay)
カードを引かないことです。
手札を追加したくない場合は「スタンド(Stand)」「ステイ(Stay)」を命じ、最初の2枚の合計だけで勝負します。最初の2枚の合計が「5」あたりの微妙な数字だと、ヒットかスタンド(ステイ)かで迷うことになると思います。
ナチュラル
最初に配られる2枚の合計が「8」「9」の場合、それぞれ「ナチュラル8」「ナチュラル9」(あるいは合計8、9の場合を総称して「ナチュラル」)といいます。当然最強なのは「ナチュラル9」です。2枚のカードの組み合わせは問われません。「4+5」も「絵札(0)+9」も等しく「ナチュラル9」として扱われます。
初手で「BANKER」と「PLAYER」のどちらかがナチュラルの場合、ヒットやスタンドはせずに、その場で勝負がつきます。
ちなみにナチュラルではありませんが、両者ともに「6」か「5」になった場合もその場で勝負がつきます。
デック(Deck)
トランプ1組を示すカード枚数の単位です。ジョーカーをのぞいた52枚1組を「1デック」とし、いくつのデックでバカラを行うかを示します。日本では「13枚×4種類=52枚(+ジョーカー)」が常識とされていますが、他国では必ずしも52枚が1デックとは限りません。例えばイタリアでは1デック40枚が常識(!)だそうです。
バカラでは8デック、つまり8組のトランプを使うのが主流ですが、6デックで行うゲームもしばしば見かけます。
Deck(デック)のことを「デッキ」ともいいます。日本では「デッキ」の方が通りがいいかもしれませんね。
コミッション(ハウスエッジ)
コミッション(ハウスエッジ)とは、カジノの取り分のことです。日本語では「徴収率」「控除率」などと訳されます。バカラに限らずどのゲームにも設定されています。
「PLAYER」がお客さん役なのに対し、「BANKER」はカジノの胴元役です。もしあなたが「BANKER」(カジノ側)に賭けて勝った場合、配当のうち数%はカジノに徴収される仕組みになっています。バカラの場合5%に設定されているケースが多いですが、カジノによって違います。
詳しくは「バカラの確率と期待値から計算するストラテジー&セオリー」で解説しますが、「BANKER」と「PLAYER」ではほんのわずかに「BANKER」の方が有利です。勝率の差をコミッション(ハウスエッジ)を設定することで埋めるのです。
配当が全額貰えないことに不満を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしカジノだって営利企業ですから、コミッション(ハウスエッジ)を設定して取り分を確保しないと、商売上がったりになってしまいます。
ほとんどのゲームにコミッション(ハウスエッジ)が設定されているにも関わらず「バカラ」が目立つのは、他のゲームと比べて1ゲームに時間がかからず、大金を賭ける人が多いので、カジノにとってバカラ(のコミッション)が絶好の稼ぎ場だからです。
ちなみにノーコミッションのバカラもあります。その場合は「ロクハン」というルールが課せられていて、「BANKERが【6】」で勝った場合のみ、配当の50%が徴収されます。
以上がバカラの基本的なルールと用語です。 これらを踏まえて、次の記事「バカラ|オンラインカジノで見るゲーム進行と配当&ハウスエッジ」ではバカラのゲーム展開を具体的にご紹介します。どうぞお楽しみに!
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