シンガポールのカジノ~アジア有数の金融都市に2つの政府公認カジノ~
シンガポールといえば真っ先に思い浮かぶのが「マーライオン」です。水を吐き出すシュールな姿はシンボルとしてあまりにも有名ですが、シンガポールという国そのものについて皆さんはどのくらいご存知ですか?
シンガポールについて
2018年6月12日、シンガポール・セントーサ島で米朝首脳会談が実施されました。この歴史的なニュースのおかげでシンガポールが世界中から注目されています。
シンガポールとはマレー半島の南端にある都市国家で、一番大きい本島であるシンガポール島とその周囲にある合計63個の島で成立しています。会談の開催地に選ばれたセントーサ島は国内有数のリゾート地で、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールもあります。
国土面積は約714㎢。水地や小さい島々をのぞくと、だいたい東京都23区(619㎢)と同じくらいの広さになります。人口密度が高く、高温多湿で高層ビルがたくさん建っている……ちょっと親近感がわきませんか? マーライオンもゆるキャラっぽいですし。
東南アジアの中心で交易や経済の拠点
シンガポールはかつてイギリスの植民地で、東インド会社の交易所が置かれていました。アジア貿易の重要な拠点であり、2018年現在、世界金融センター指数では、ロンドン、ニューヨーク、香港に次ぐ4位と格付けされています。日本は5位です。
高度な経済市場を持つアジア4都市、韓国・香港・台湾・シンガポールのことを「アジア四小龍」と呼びます(漫画かよ、と思わずツッコミ)。一足先に高度経済成長を遂げた日本を「大龍」に見立てそれに続けと名付けられたそうです。
1963年にイギリスから独立して以来、シンガポールは交易に有利な土地と英語力を生かして急成長を遂げました。チャンギ国際空港は東南アジア地域のハブ空港で、カンガルールートこと、ヨーロッパとオーストラリアの中継役を担っています。
ちなみに通貨は「S$(シンガポールドル)」です。日本円とのレートは日々変わるので一概には言えませんが、2018年6月14日は「1S$=約82.5円」です。2013年から流通している1S$コインにはマーライオンがあしらわれているので、ファンとしてはぜひゲットしたいです。
多様性が重視されるお国柄
交易・交通が盛んで金融都市としても優れているシンガポールには多くの国の人が集まります。人口の4割近くが他国からの永住者や在留外国人で、シンガポール人も中華系やインド系の民族が交じり合って構成されています。自然と様々な文化が共存する、多様性が重視されるお国柄になりました。
米朝首脳会談の開催地に選ばれたのは、アメリカと北朝鮮の両方と交易があり、軍隊があって警備しやすいためです。開催前後はホテルの一般予約客が強制的にキャンセルされたり、住民の出歩きが制限されたりと現地の人は大変そうでしたね。
カジノの経営者でもあるトランプ大統領は、当初、会談後に金正恩委員長とセントーサ島のカジノで遊ぶ計画を立てていたそうです。不謹慎すぎるということで計画は中止されましたが、ちょっと見てみたかったですね。巷で話題のそっくりさん2人組に期待せざるを得ません(笑)
英語?中国語?バイリンガル!
国語と定められているのはマレー語ですが、実際に使われているのは英語や中国語、タミル語です。看板は英語がメインで必要に応じて他の言語が併記されます。若い世代のほとんどはバイリンガル・マルチリンガルです。ただし英語は訛りが強いため「シングリッシュ」と呼ばれています。
とはいえ日本とシンガポールは(かつて第二次大戦中に占領していたことを考慮しても)非常に良い関係を築いているので、日本人がよく訪れる観光地には日本語の案内があり、日本語が話せるスタッフもいるそうです。先日シンガポール旅行をした後輩に感想を訊いたところ「特に不便はなかったし、みんな親切だった」そうです。
シンガポールの2つの政府公認カジノ
シンガポール国内には政府公認のカジノが2つあります。「リゾート・ワールド・セントーサ」と「マリーナ・ベイ・サンズ」です。シンガポールは金融都市であり、国内では盛んにホテル建設が行われているので、2つのカジノはこれからもまだまだ成長が見込めそうです。
リゾート・ワールド・セントーサ
米朝首脳会談の開催地に選ばれたセントーサ島北部には、巨大な複合リゾート施設「リゾート・ワールド・セントーサ」があります。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールや世界最大の水族館マリーナ・ライフ・パークがあって、観光客に人気の島です。個人的には毎晩目が光るという35メートルの巨大なマーライオンが気になります。
このリゾート・ワールド・セントーサ内にシンガポール初のカジノがオープンしたのは2010年2月14日のこと。お隣マレーシアで唯一政府からカジノ営業許可を貰っている実業家の林梧桐の手腕によるものです。今後もカジノが拡張される可能性は高いでしょう。
セントーサ島はシンガポール本島の南側にあり、橋でつながっています。公共交通機関や徒歩で渡れますが、かならず入島料が徴収されます。休日は7S$、平日は6S$です。ただし平日の17~19時は無料なので、安くあげるなら入島時間を選びましょう。
もっとも有名な入島方法は、ロープウェイ(ケーブルカー)でおよそ5分30秒で到着します。往復運賃が11.9S$で、入島料は別徴収です。床が透明なガラスになっているタイプのキャビンは往復で18S$です。やや高価ですが絶景が楽しめるので、高所恐怖症でなければ絶対にテンションが上がると思います。
モノレールは無料で乗れますが、やはり入島料は別に徴収されます。バスやタクシーで橋を渡ると、そのままリゾート地下の駐車場に乗り入れられるので、ホテルへのチェックインも楽チンです。
マリーナ・ベイ・サンズ
2つ目の政府公認カジノは、シンガポール本島南部のマリーナベイ沿いに建設された「マリーナ・ベイ・サンズ」です。オープンは2011年2月17日。世界最大のカジノ・ザ・ベネチアン・マカオを運営している、ラスベガス・サンズ社によって開発されました。
非常に特徴的な3つの高層タワーには、単独では世界最大のカジノや2500室を超える高級ホテル、ショッピングモールやレストラン、美術館や映画館など様々な娯楽施設が揃えられています。タワーは57階建てで高さは200メートル。3つのタワーを連結している屋上部には1ヘクタールにも及ぶ空中庭園(スカイパーク)が広がっています。
インスタ映え的な意味で有名なのは、世界一高い場所にあるプールこと、インフィニティプールでしょう。実際に遊んだことがある友人によると「世界征服した気分になった」そうです。私も行きたい!インフィニティプールから双眼鏡でセントーサ島のマーライオンを見たいです!
マリーナ・ベイ・サンズは3つのブロックに分けられていて、カジノ施設はカジノブロックにまとめられています。1000以上のテーブルと1600台以上のスロットマシーンが並ぶさまは壮観です。規模でこそマカオのコタイ・ストリップには負けていますが、単独施設世界1位の名は伊達ではありません。
ショッピングモール内には「ザ・ベネチアン・マカオ」(マカオ)や「ベネチアン」(ラスベガス)と同じく運河が流れていて、ゴンドラで移動することができます。運営元のラスベガス・サンズ社はベネチア風リゾートがかなりお好みのようです。
まとめ
東南アジアというと発展途上国のイメージが強いですが、シンガポールは金融都市としても観光地としても急成長し開けています。日本と並んで世界で最もパスポートの信頼度が高い国でもあります。カジノで遊ぶだけでなく南国リゾートも同時に味わえるのが素敵ですね。カップルや家族連れでも満足できるのが、ポイントが高いです。
次回は韓国のカジノ情報を特集予定です。
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