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【2024年】パチンコメーカーTOP10!メーカー特色・おすすめ台も詳細解説!

2023年を振り返ると夏頃までは時速○○発!とスピード重視のパチンコ台が流行っていた反面、確変ST150回転などの王道スペックが秋口からは流行るなど、先祖返りしたような1年でした。

パチンコ台もひと昔前とは違い、筐体やスペックなどメーカーによって特色もはっきりしてきた傾向があります。
同時にパチンコ台の釘の読み取り方や狙うべき台などはメーカーが持っているベースの筐体形状によって決まってくるもの。

そこで今回はパチスロ歴12年の筆者が、前半はパチンコメーカーについて売上高順にご紹介していきます。

この記事を読むと分かる事。

  • パチンコメーカーの売上高ランキング
  • メーカー別の台の特徴
  • メーカー毎のパチンコ台おすすめ

パチンコメーカー売上高ランキングTOP10

2024年現在、当社調べではパチンコメーカーは30社以上あります。
歴史ある老舗メーカーから、1990年代のバブルの時期に台頭してきたメーカーまで社歴は様々ではありますが、多くは1960年代に創立された会社が全体の過半数を占めている現状。

ここ数年ではパチンコの筐体もメーカー色が色濃く反映されており、射幸性の高いギミックを多用しているパチンコ台から、激アツ時だけ光るプッシュボタンがある台までバラエティ性に富んでいる傾向にあります。
スペックに関しても、王道スペック(確変時ST○○回など)の新台を多く発表するメーカーがあれば、革新的なスペックを続々と検定通過させて世に発表するベンチャー企業のようなメーカーもあります。

そんな我が道を進む各メーカーの現状の中、まずは売上高順に各パチンコメーカーの特色について見ていきましょう!

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1位:セガサミーHD

会社情報
社歴 20年
売上高 3,896億円
営業利益 46億7,890万円

 

サミーはパチンコの他にスロット台も手掛けており、北斗の拳やコードギアス、交響詩篇エウレカセブンなどの超人気アニメ版権の台も数多く発売している強豪メーカー
様々な人気アニメタイアップ台を新台として打ち出し、時代の流れに乗った新スペックでの検定を取るなど、業界を牽引している大手となります。


セガサミーのパチンコ台の特徴

サミーの機種は、エイリアン顔のPUSHボタンがおなじみ。
大人気シリーズの北斗無双シリーズも、このエイリアンボタンを採用しておりホールのメイン台にもなるほどの人気シリーズとなっていますね。

セガサミーのおすすめのパチンコ台

Pブラックラグーン4GFPJ

機種情報
大当り確率 1/319.7(通常時) 1/3.97(右打ち中実質確率)
ラウンド数 5or10R×10カウント
時短突入率 65%(ヘソ) 100%(電チュー)
賞球数 1&1&4&5&15
大当り出玉 約750or1500個(払い出し)
電サポ回転数 0or1or10000回転
導入開始日 2023/07/03(月)

 

2位:SANKYO

会社情報
社歴 57年
売上高 1,572億円
営業利益 58億5,320万円

 

SANKYOは2023年販売実績台数が堂々の1位を誇る、超大手メーカー
エヴァンゲリオンの台で初めて世に出た中央にハンドルを配置した「スマートハンドル」は業界に激震を走らせましたね。

SANKYOのパチンコ台の特徴

SANKYOの機種は、中央にプッシュボタンと激アツ演出時に多用されるレバー(V-コントローラー)が搭載されているのが最大の特徴です。
また、筐体の真ん中にハンドルが設置されているスマートハンドルも起用しており、左右どちらの手でも玉を打ち出せます。

SANKYOの現行での代表機種は「Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED」で2023年には5万台も販売され、ホール導入されたようです。

SANKYOのおすすめのパチンコ台

Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED S

機種情報
大当り確率 1/319.7(通常時) 1/84.0(ST中実質)
ラウンド数 2or10R×10カウント
ST突入率 約60%(ヘソ) 100%(電チュー))
賞球数 1&1&5&15
大当り出玉 約300or1500個(払い出し)
電サポ回転数 100or120or10000回転(普通図柄の抽選回数)
導入開始日 2023/08/07(月)

 

3位:平和

会社情報
社歴 64年
売上高 1,422億円
営業利益 26億9,050万円

 

平和は業界古参の創業年数64年を誇っており、ルパン三世・CITYHUNTERなどのキラーコンテンツを数多く抱えている事で知られています。
他メーカーとは違い、ターミネーターやJAWSなど映画版権のパチンコ台も開発しており、直近では戦国乙女シリーズで人気を集めています。

平和のパチンコ台の特徴

平和のパチンコ台は、現在流行している中央のビッグボタンと激アツレバーをメインとしたシンプルな仕上がりの筐体です。
平和の現行での代表機種はスマートパチンコで2023年年末に導入された「eルパン三世 銭形からの招待状」です。

平和のおすすめのパチンコ台

eルパン三世13H4YZ6

機種情報
大当り確率 1/349.9(通常時) 1/92.8(高確率時)
ラウンド数 10R×10カウント
確変突入率 51%/150回転まで(ヘソ) 100%/150回転まで(電チュー)
賞球数 1&1&1&3&6&15
大当り出玉 約1500個(払い出し)
電サポ回転数 100or150回転
導入開始日 2023/11/20(月)

 

4位:ユニバーサルエンターテインメント

会社情報
社歴 45年
売上高 1,409億円
営業利益 120億8,500万円

 

ユニバーサルエンターテイメントは数あるパチンコメーカーの中でも群を抜いて独創性が強いパチンコメーカーとして有名
独創的なパチンコ台を生み出す故に変態メーカーとまで呼ばれています。
近年では高齢者向け福祉施設への設置を前提としたトレーニングパチンコ機「トレパチ!」にも力を入れていますね。

ユニバーサルエンターテインメントのパチンコ台の特徴

筐体上部にせり出した激アツ時点灯パネルが大きな特徴

ユニバーサルエンターテインメントのおすすめのパチンコ台

Pギルティクラウン2ME

機種情報
大当り確率 1/239.1(通常時) 1/83.5(RUSH中実質確率)
ラウンド数 2or7R×8or10カウント
RUSH突入率 50%(通常時)
賞球数 1&5&15
大当り出玉 約40or240or280or300or1050個(払い出し)
電サポ回転数 100回転(普通図柄の抽選回数)
導入開始日 2023/10/16(月)

 

5位:円谷フィールズHD

会社情報
社歴 35年
売上高 1,171億円
営業利益 109億5,000万円

 

円谷フィールズHDのパチンコ台の特徴

円谷フィールズはパチンコ台の特徴は何と言っても業界に激震をもたらした中央ハンドルでしょう。
右でも左でも利き手を選ばずに打てる台はかなり革新的な台として最近ではよく見かけるようになった筐体の1つです。

円谷フィールズHDのおすすめのパチンコ台

Pシン・エヴァンゲリオンX

機種情報
大当り確率 1/319.7(通常時) 1/99.5(高確率時)
ラウンド数 2or10R×10カウント
確変突入率 63%/163回転まで(ヘソ) 100%/163回転まで(電チュー)
賞球数 1&5&15
大当り出玉 約300or1500個(払い出し)
電サポ回転数 100or163回転
導入開始日 2023/12/18(月)

 

6位:サン電子株式会社

会社情報
社歴 52年
売上高 374億円
営業利益 -17億1,200万円

 

サン電子は藤商事と資本・業務提携を2013年に発表したメーカー。同じメーカーと考えて良いでしょう。
藤商事はCR「リング」シリーズのヒットにより、主に「地獄少女」や「呪怨」、「怨み屋本舗」などといったホラー系のパチンコ台が多くみられます
また、スロットの様な天井機能を有した遊タイムの先駆け機種として2018年に登場した「Pとある魔術の禁書目録」はパチプロの専用台にもなるほどの人気っぷりでした。

サン電子株式会社のパチンコ台の特徴

サン電子のパチンコ台でよく言われるのはレバブルなどのバイブの振動の強さがかなり強い事で有名ですね。
筐体も右側側面が全面に突き出している今流行りの形状で中央のプッシュボタンも大きめ。
藤商事の現行での代表機種は「Pとある魔術の禁書目録2」でしょう。

サン電子(藤商事)のおすすめのパチンコ台

Pとある魔術の禁書目録2JMZ

機種情報
大当り確率 1/319.6(通常時) 1/99.9(RUSH中実質確率)
ラウンド数 3or6or10R×10カウント
RUSH突入率 70%/144回転まで(通常時) 100%/144回転まで(RUSH中)
賞球数 1&4&5&15
大当り出玉 約1500or3000個(払い出し)※1 ※2
電サポ回転数
導入開始日 2024/01/09(火)

 

7位:株式会社藤商事

会社情報
社歴 57年
売上高 348億円
営業利益 38億7,600万円

 

藤商事は現在はサン電子とほぼ同じと言って良いでしょうが、やはり藤商事のほうが表向きな名前としては有名ですね。

また、スロットの様な天井機能を有した遊タイムの先駆け機種として2018年に登場した「Pとある魔術の禁書目録」はサン電子同様ではありますがかなりの革新的スペックで業界を賑わせました。

藤商事のパチンコ台の特徴

藤商事のパチンコ台でよく言われるのはレバブルなどのバイブの振動の強さがかなり強い事で有名。これはサン電子同様です。
筐体も右側側面が全面に突き出している今流行りの形状で中央のプッシュボタンも大きめ。
藤商事の現行での代表機種は「PストリートファイターV K.O.RUSH FMW」でしょう。

藤商事のおすすめのパチンコ台

PストリートファイターV K.O.RUSH FMW

機種情報
大当り確率 1/319.6(通常時)
ラウンド数
RUSH突入率 突入率…55% 継続率…約80%※1
賞球数 1&5&15
大当り出玉 約1350or2700個※2(払い出し)
電サポ回転数 20回転
導入開始日 2023/10/16(月)

 

8位:オーイズミ

会社情報
社歴 29年
売上高 181億円
営業利益 10億6,100万円

 

パチスロのメダルを数える機械(計数器)の大手である他、パチンコ・パチスロの玉貸機等を製造しています。2002年にはパチスロ機の製造・販売にも参入しました。
パチスロ機種に関しては、息の長いヒット作を生み出しているが、パチンコに関しては、当時民事再生手続き申請をしていた高尾を子会社化し、現在のパチンコ部門は高尾が実質上担当している事になります。

オーイズミ(高尾)のパチンコ台の特徴

パチンコ台でよく言われるのはレバブルなどのバイブの振動の強さがかなり強い事で有名ですね。
筐体も右側側面が全面に突き出している今流行りの形状で中央のプッシュボタンも大きめ。
オーイズミ(高尾)の現行での代表機種は「七つの大罪」でしょう。

オーイズミ(高尾)のおすすめのパチンコ台

Psin七つの大罪V1K

機種情報
大当り確率 1/319.6(通常時) 1/73.4(RUSH2連目以降)
ラウンド数 2or3or8R×10カウント
RUSH突入率 50%(ヘソ) 100%(電チュー)
賞球数 2&1&1&7&8&15
大当り出玉 約300or450or1200個(払い出し)
電サポ回転数 100回転(普通図柄の抽選回数)
導入開始日 2023/03/06(月)

 

9位:ダイコク電機

ダイコク電機はパチンコ店向けのプリペイドカード事業の売上大きい為にランクイン。2024年現在ではパチンコの製造を行っておりません。

10位:ゲームカード・ジョイコHD

パチンコ店向けのシステムソフトウェア業者の為、割愛します。

売上高ランキング順位外のパチンコメーカー

売上高ランキング外とはいうものの、実際にパチンコホールに並んでいるのは順位外のメーカーの割合もかなり高め。
それもそのはず売上高だけでみると純粋なパチンコ台販売だけの順位にはならないからです。
いくらパチンコメーカーと言えど会社もパチンコ開発製造販売の他に、様々な事業を展開しています。
そこで、有名企業でパチンコ好きな方々は一度は見た事があるであろうメーカーを列挙してみました!

ニューギン

キャッチフレーズが「あそびにマジメ」で有名の老舗メーカー。
超人気版権の花の慶次シリーズは大手メーカーに引けを取らぬ販売実績を打ち出しており販売台数もTOP5にランクインするほど。

Daiichi

ダイイチは、国民的人気アニメのバカボンから他メーカーでは採用しないようなアニメタイトルまで幅広くアニメを中心にパチンコ台の開発・設計を行う少しコアなメーカー。
近年ではひぐらしのなく頃にシリーズや、バカボンのパチンコ台がヒットし、主にバラエティコーナーの島に設置が多いようなメーカーです。

ビスティ

ビスティはSANKYOのグループ企業のうちの1社で旧社名はダイドー(大同)。
主要株主のSANKYOとは少し違った路線で企画開発を行ったパチンコ台が多く、直近では「P ゴジラ対エヴァンゲリオン 〜G細胞覚醒〜 PREMIUM MODEL」などの大ヒット作を誕生させています。
2023年に登場したPシン・エヴァンゲリオンX(ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ)ではパチンコ台の上部に大きな綾波レイのフィギュアが装飾されており、遠目からでもインパクトのある1台となっています。

アムテックス

平和の関連会社であり、基本的には平和と同じ版権のパチンコ台を輩出しているが、中には一風変わった「Pうまい棒」・「Pバキ」などが有名。
主に羽モノ系を開発しているメーカーです。

京楽

京楽はアニメ・特撮人気ドラマ等の人気度が高い版権でパチンコの製造を行うメーカーです。
近年では主要大株主である吉本興業のパチンコ台も作成し、ますます注目を集めている大手メーカーとなります。

大都技研

有名パチスロメーカーの中でも後発メーカーではあるものの、「吉宗」リリース以降の認知度は比較的高いメーカーとなります。
どちらかといえば押忍!番長や吉宗などのスロット機で知名度を上げてきたメーカーではあるものの、2022年にリリースされた「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」の大ヒット作を生み出してからの勢いはすさまじいメーカーです。

Sansei R&D

サンセイと言えば、牙狼シリーズが看板台となりホールのメイン機種としても採用されるほどの大ヒット作を打ち出しているメーカーです。
チャンスボタンを絡めたリーチ演出の変化など多くの業界初を打ち出してきており業界内でのベンチャー的な存在ともなっています。

オンラインでパチンコをするなら

現在はオンラインカジノの普及によりオンラインでパチンコをする事が出来るようになりました。

詳しくは下記のリンクからどうぞ

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まとめ

今回は人気パチンコメーカーを売上順にランキング形式に紹介してみました。お好きな台のメーカーはランキング内でしたか。

やはり、パチンコメーカーでのTOPはセガサミーHD。
その他にもSANKYOや藤商事などほぼ社歴の長い古参メーカーはほとんど上位を占めている結果となりました。

しかし実際にパチンコ店に足を運んでみると売上高順位外のパチンコ台もかなりの割合を占めていますよね。
最近ではリゼロ台が爆発的人気となったメーカーの大都技研や、古参の京楽などは島ごとの設置がされていたりと、かなりの優遇を受けているのも事実。
ランキング外とはいえど、なかなか侮れないメーカーも多くあるのが現状です。
設置台数が多いという事は、稼働の取れる台として同時にホールも釘開けたりなどの設定を加えてきていると考えて良いでしょう。

2024年のホール立ち回りに使える記事だと思いますので台選びの際に是非参考にしてみてくださいね。

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